国際サンゴ礁年2018
国際サンゴ礁年2018は、サンゴ礁生態系保全の国際協力の枠組みである国際サンゴ礁イニシアチブ(ICRI)※1が、2018年を3回目※2の「国際サンゴ礁年」に指定すると宣言したことに基づき、サンゴ礁生態系の価値やそれを取り巻く脅威について普及啓発し、1人1人の行動を促すための世界規模のキャンペーンであり、各国において、政府・民間・学術団体・市民社会のパートナーシップの向上、効果的な管理戦略の実施、持続可能な管理に関する情報共有等を推進することを奨励していきます。
国内でも、幅広く多様な主体とのパートナーシップにより、上記の普及啓発や1人1人の行動を促すための様々な取組を展開していきます。
※1 日米コモンアジェンダを契機として、1994年に日本を含む8ヶ国が開始。現在、37ヶ国・40機関・団体等が参加。事務局は持ち回りで、日本は2014-2016年にタイと共同で事務局を務めました。詳細は以下のWEBサイトで紹介しています。
https://www.env.go.jp/nature/biodic/coralreefs/international/icri.html
※2 1回目は1997年、2回目は2008年。2008年時は、国内でも多様な主体の参画を得て推進委員会を設置し、多数のシンポジウムやイベントの開催、イメージキャラクターの選定等、普及啓発を展開。
10月20日(土)に、沖縄県恩納村にて、サンゴの植え付けイベントを行いました。
当日は、サンゴの植え付けに関するレクチャーにはじまり、海洋にて2回のダイビングを行いました。
ダイビングの内容は、サンゴの植え付けの体験、今までに植え付けられたサンゴの経過観察、サンゴの養殖場の観察、ダイビングをした海域に生存するサンゴの観察など、盛りだくさんでした!!(詳しくはこちら)
サンゴ礁の市民参加調査「サンゴマップ」の普及と実践をしながら、サンゴマップ実行委員会や、海辺の環境教育フォーラムの海好きの有志が、日本の南の海岸を旅するサンゴマップキャラバンが9月3日福岡から9月24日沖縄県阿嘉島までの22日間で行われました。
古瀬浩史氏からのコメントや活動報告については、こちらをご覧ください。
つながる、広がる、支えあう
【国際サンゴ礁年2018パネル】
【国際サンゴ礁年2018 Facebookページ】
https://www.facebook.com/IYOR2018JP/
【日本全国みんなでつくるサンゴマップ】
2018/03/22のニュースでお知らせしたとおり、NAUIもそのIYORのオフィシャルサポーターとして環境省より任命を受けました!
ダイバーのフィールドである海の中において、色鮮やかで綺麗なサンゴ礁でダイビングをすることは楽しみのひとつでもあります。そして、最も多くの生物が集まり、生物多様性に富む生態系であるそのサンゴ礁が年々深刻な危機に直面しています。
NAUIでは、サンゴ礁の素晴らしさや大切さ、また、それを取り巻く脅威について多くの人に知っていただき、1人1人ができることを考え行動していただくため、IYORオフィシャルサポーターとして普及啓発していくとともに様々な取り組みをして参ります。
今後の取り組みは随時、NAUIホームページ、Facebook等でご案内させていただきます。
3月1日(金)環境省において国際サンゴ礁年2018オフィシャルサポーター最終報告会が開催されました。原田義昭環境大臣からの感謝状の授与およびオフィシャルサポーターに任命された企業、大学生(関東学生潜水連盟)、高校生(学校法人桜丘高等学校)等による国際サンゴ礁年2018の取り組み最終報告会が行われ、弊社、代表取締役社長岩本より報告させていただきました。
最終報告会については、こちらをご覧ください。