このコースでは、NAUIダイブマスターとして、ダイバーたちをまとめ、ダイビング活動の手助けができるようになるための知識やスキルを身につけます。コースは水中での技術を身につける水中セッション、ダイブマスターに必要な知識を学ぶクラスルーム(CR)セッションで構成されています。ダイブマスターとして認定されると、頼れるダイビングリーダーとして、ダイバーたちを海の世界へ案内できるようになります。
また、NAUIアドバンススクーバダイバーコースの一部のテーマを担当することができるほか、追加のコースに参加することで、NAUI CPR&First AidインストラクターやNAUIトライスクーバダイビングリーダー資格を取得できます。
水中セッションでは、NAUIダイブマスターに必要なスキルを身につける、海洋実習の「オープンウォーターセッション」とNAUIリーダーシップスキルを練習するプールでの「コンファインドウォーターセッション」があります。
オープンウォーターセッションでは、5つのテーマにもとづいて、NAUIインストラクターのデモンストレーションを見ながら、それぞれのダイビング活動でのNAUIダイブマスターとしての役割を身につけていきます。
ビーチダイビングのブリーフィングや、エントリー/エギジットの際の監督方法、水中でのグループコントロールなどを身につけます。
ナイトダイビングのブリーフィングや、エントリー/エギジットの際の監督方法、水中でのグループコントロールなどを身につけます。
ボートダイビングのブリーフィングや、エントリー/エギジットの際の監督方法、水中でのグループコントロールなどを身につけます。
ダイビング活動中の事故の管理を適切に行うことができるように、レスキュー活動のグループコントロールなどを身につけます。
トライスクーバダイビングにおいて(NAUIダイブマスターコースに参加している参加者がトライスクーバダイビングの参加者役を演じる)、水面・水中での引率などのアシスト技術を身につけます。
CWセッションでは、NAUIリーダーシップコース共通技能を実施します。
CRセッションでは、ダイビングの計画やその実施、ガイドの方法、レスキューについての確認など、NAUIダイブマスターに必要な知識を身につけます。NAUIダイブマスターDVDやNAUIダイブマスターワークブックで事前にCRセッションの内容を予習することで、時間を有効に活用できます。
参加者はリスクを最小限にとどめたオープンウォーターダイビングを、ダイブマスターとして組織し、実行するために必要な知識を身につけます。
CRでは、NAUIオリエンテーション、ダイブマスターの責任、ダイブマスターの法的義務、岸からのダイビング、緊急手順、ボートダイビング、ナイトダイビングと低視界ダイビング、オープンウォーターレスキュー、ディープダイビングと減圧ダイビング、水中環境、器材などの項目を学習します
※NAUIダイブマスターコースを修了して資格認定を受けるためには、上記のコース参加条件を満たしてからオープンウォーターにて30本以上のダイビングの経験を経ていることが必要となります。NAUIマスタースクーバダイバーの認定を受けている場合、この要件は免除され、NAUIダイブマスターコース修了とともに資格認定を受けることができます。
参加申込・諸費用等は主催者により異なりますので、NAUIインストラクタートレーニングセンター(ITセンター)または、最寄りのNAUIスクーバセンターまでお問い合わせください。
NAUIダイビングリーダー(NAUIインストラクター、NAUIダイブマスター、NAUIアシスタントインストラクター、NAUIスノーケリングリーダー)資格は、「沖縄県水難事故の防止及び遊泳者等の安全の確保等に関する条例」(第6条)の定める「水難救助員の資格基準」を満たしています。