

楽しむための基本スキルを
プールでじっくり練習
学科講習に引き続き、次はプールでダイビングに必要なスキルを練習。ここからは、全国のNAUIスクーバセンター(加盟店)の中でも特に活躍が顕著なお店に贈られる「NAUI Good Scuba Center賞」を何度も受賞し、雑誌掲載や取材実績も豊富な人気のダイビングショップ《ブルーアース 21都立大》のNAUIインストラクター中馬七海(NAUI No. 60954)さんが担当。お店で必要事項を確認し、学科講習の内容もおさらいして、ダイビング器材を準備したら、早速プールへと移動します。


プールサイドでウェットスーツの着用方法からスタートし、その後水中へ。今回利用した《OKマリンプロ》のプールは水深1.2mの浅場と5mの深場に分かれており、まずは背の立つ1.2mの浅場でスーツの浮力の確認や、泳いでいる姿勢からスムーズに立つ方法、器材の基本的な使い方などを練習していきます。今回の講習のために、新しく《ワールドダイブ》でウェットスーツを作った金子さん。スーツを着てプカプカ浮くのがすっかり気に入ったようです。フィンを履いてのスノーケリングもスムーズで、泳ぐ際は負けず嫌いの血が騒ぐのか、常にバディの山下さんよりも先着するこだわりぶり(笑)。NAUIオープンウォーターダイバーコースでは、スキンダイビングの練習はオプションになっていますが、水深5mへのサーフェスダイブ(ヘッドファーストによる潜降)も1発で成功するなど、さすがの運動能力の高さを見せていました。


レギュレータでの呼吸の練習をしたら、いよいよ水中へ。マスクに水が入ったときの対処法(マスククリア)や、レギュレータが口から外れてしまったときの対処法(レギュレータリカバリー)など、いざというときの対処法を練習していきます。どのスキルもスムーズにマスターし、マスクを完全に外してのマスクの脱着もばっちり。中馬インストラクターも「すごく上手です!」と感心するほどで、金子さんも「すごく楽しい!」と笑顔。浮力のコントロールの仕方も練習し、浅場でのスキルの練習が終了したら、次は水深5mの深場へと移動です。


深場では、ロープにつかまり、耳ぬきができていることを確認しながら、ゆっくりと潜降する練習からスタート。何度か練習しているうちに、ロープなしでも潜降できるように。浮力をコントロールして泳ぐのもばっちりで、あっという間に気持ちよさそうに中層を泳げるようになっていました。深場でのスキルもしっかりとクリアし、みんなで水深をそろえて記念撮影する余裕も!「もっと水の中を泳いでいたい」と思うほど楽しくプール講習を受けることができた金子さん。海洋実習がますます楽しみになったようです。




動画でもどうぞ

「プール講習」-金子さんの感想
プール講習は、いきなり海に行くのではなく、プールでしっかりと練習できるという安心感がありました。インストラクターの中馬さんもとても優しくて、特に不安を感じることもなく講習を受けることができて良かったです。「楽しみながらしっかりとスキルを身につけよう」というのが今日の目標でしたが、それは達成できたんじゃないかと思います。器材を身につけて、深いところに潜降していくときが一番楽しかったですね。これが海だとどうなるんだろうと想像するとワクワクしました。体験ダイビングで潜った経験はあるのですが、今回プール講習でスキルを練習することで、今まで知らなかったことも丁寧に教えてもらうことができ、ダイビングに対する想いがまた少し変わりましたね。すごく良い時間でした!
