学科講習でダイビングを

安全に楽しむために

必要な知識を習得

まずはダイビングを安全に楽しむために必要な知識を習得するところからスタート。NAUIでは、時間と場所を選ばずに事前学習をすることができ、インストラクターのもとでの学科講習時間を短縮することができるNAUI eLearningも用意されていますが、金子さんはクラスルームでのフルレクチャーを選択。「しっかりと話を聞きたかったですし、分からないことはすぐに質問できて、自分で納得して進めていける形にしたかったので、クラスルームでのフルレクチャーを選びました」と金子さん。大学の野球部の頃からの友人である山下さんと一緒に、丸1日かけてじっくりと学科講習に取り組みました。

NAUIのオープンウォーターダイバーテキストは、まさにバイブルというべき存在で、ダイビングに関する様々な情報がぎっしり。金子さんも、重要なポイントにマーカーをひいて覚えていきます。
マスクを顔に押し当て、マスクがぴったりと顔につくことを確認。

学科講習はNAUI本社にて、NAUIインストラクターの桑原氏(NAUI No. 32752)がレクチャー。「最愛の人を任せられる信頼」「Dive Safety Through Education(教育を通じた安全なダイビングの実践)」をモットーとしたNAUIの講習は、安全にダイビングを楽しむために必要な情報が満載で、ダイビングのルールや器材に関するものから、物理や生理学などの理論的なものまで、たくさんのことを学んでいきます。座学でのレクチャーは久しぶりという金子さんでしたが、真剣に取り組み、質問も積極的。ダイブテーブルを使った計算問題などもしっかりとクリアしていきます。ご自身の体験ダイビングのときの経験や、桑原氏からの実際の海の話なども交えながら、減圧障害のところで「スクィーズ」が出てきたときには金子さんが野球のスクイズと絡めた小ボケを入れるなど、笑いもあるレクチャーで楽しく学習は進んでいきました。

コンパスなどダイビング器材の使い方もレクチャー!
ダイブテーブルを使って、体内に残っている残留窒素の量を求め、ダイビングが可能な時間を計算します。

全てのレクチャーが終了し、最後に、これまで学習してきた知識の理解度を確認するテスト(ファイナル・クイズ)を実施。丸1日のレクチャーでヘトヘトかと思いきや、まだまだ元気な金子さん。テストもスイスイ解いていき、たった1問間違い(それも最後までどちらか悩んでいたもの)で見事に合格しました! 間違えた問題の見直しも済ませ、これでプール講習への準備はバッチリです。

ファイナル・クイズに真剣に取り組む金子さん。
間違えたところはしっかりと見直し。金子さんはバディ(一緒に潜る相棒)の山下さんにアドバイスする余裕も。

「学科講習」-金子さんの感想

ダイビングはリスクがゼロではないですし、Cカードを取得することでダイバーとしての自分の責任も増すので、しっかりと知識を身につける必要があると思っていました。勉強するのは久しぶりで、1日でやるのは大変でしたが、新しいことを学ぶというのはすごく楽しかったです。学ぶべきことをしっかりと学ぶことができたので、この後、プールや海に行くのがますます楽しみになりました!勉強よりも実技の方が好きだと思うので(笑)、楽しみで仕方がないですね。水中の景色を見るのが待ち切れないです。水泳は10年以上の経験があり、泳ぐのは好きですが、フィンやマスクなどの器材をつけるので普通に泳ぐのとは違いますし、いろいろと難しいところはあるかもしれません。でも、バディもいますし、楽しみながら学ぶべきことをしっかりと学んでいきたいと思います。

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