naui 50周年 ANNIVERSARY No.16 増田 智恵子氏

naui 50周年 ANNIVERSARY
連載第16回目は、沖縄県内に姉妹店も含め全6店舗を展開する、
NAUIプロプラチナスクーバセンター/ダイブカレッジ「マリンハウスシーサー那覇店」の
女性コースディレクター、増田智恵子氏(NAUI INSTRUCTOR #31683)です。

増田智恵子氏

<NAUIとの出会い>

NAUIとの出会いは、今から13年前になります。学生時代に他団体のインストラクター資格を持っていた私はダイビングショップに就職し、就職したダイビングショップが「NAUI」だった事が「NAUIとの出会い」となりました。お店がインストラクター養成コースを開催していたことから、勉強も兼ねてNAUIアシスタントインストラクターからステップアップを行い、NAUI ITC・IQCに参加しNAUIインストラクター資格を取得しました。

スタッフ集合写真「ラッキー号にて」

<ITCの思い出>

NAUIのダイビングショップに就職し、私はインストラクター養成コースの学生と一緒にNAUIのITCを受講しました。私が参加したITCは参加者が12名という比較的多い人数でのITCとなりました。人数が多い分、ディレクターなどのITCスタッフの人数も多くコースディレクター、トレーニングディレクター、アカデミックディレクター3名に加えて評価者として3名が12名を3チームに分けたそれぞれのチームリーダーとして付き、全部で6名ものITCスタッフの下でのITCとなりました。当時のITCは阿嘉島に渡り、合宿形式のITCでした。朝から晩まで学科の勉強からCR、CW、OWと続き、寝る時間も少なく体力的にも精神的にもとても厳しいものでしたが、このITCの中でダイビングを教えるという難しさやダイビングの魅力を伝える楽しさ、そして何よりも一緒にITCを受講した参加者との助け合い、チームワークを学びました。あれから10年以上が経ちますが、今でもあのITCは鮮明に覚えているし、本気でやれば何でも乗り越えられるという自信に繋がっています。

ケラマ

<教わる立場から教える立場へ>

ITCを終え、NAUIインストラクターとしての活動を開始して間もなく、上司から「NAUIのコースディレクターを目指さないか」と誘って頂いたのがきっかけとなり私はインストラクター養成コースの担当の一員となり、更なるステップアップが始まりました。学生のコースを担当しながらステップアップを行いインストラクタートレーナーとして年2回あるITCへ参加し経験を積み、7年前にコースディレクターになりました。あれから今日までコースディレクターとしてインストラクターを育てる現場で活動してきました。自分が参加したITCの時にはダイビングを教える難しさと楽しさを知った私が、今ではダイビングインストラクターを育てる難しさと生徒がインストラクターになった時の大きな喜びを知らされています。

ITC風景

<安全と教育>

私がダイビングショップに就職した当時は1日2ダイブが一般的でした。たまにナイトダイビングを行うと1日3ダイブになることもありました。今では、1日3ダイブが一般的になっています。ダイビング本数が増えたことにより、減圧症を防ぐためのダイブコンピューターが普及していきました。ダイビング人口も増え、私たちの地域の周りではダイビングショップも4〜5年くらい前から急激に増加しました。ダイビングの事故防止のため最近では更にダイビングの安全が見直されてきています。NAUIで教えている「安全は教育から」という言葉がありますが、まさにその通りです。私はインストラクターを教育する現場で活動している中で、安全で楽しいダイビングを提供するためには「教育」が不可欠だと思っています。

養成コース集合写真

<近年のダイビング事情>

最近では、『ECO』ということでダイビング環境への配慮にも各事業所が取組み始めています。ここ数年毎年おこなわれているサンゴの植え付けなどは、地元のダイビングショップなどが協力し、地域でも浸透してきています。
沖縄のケラマ諸島は、サンゴの海として知られているダイバーが多く集まるダイビングスポットです。地域での環境保全活動を通じて、次の世代へサンゴの海を残し、多くの人にダイビングの素晴らしさを知ってほしいものです。
ダイビングというスポーツは特殊な呼吸方法や、自然を体で感じ水中風景を見ることでストレスを開放し、心から癒しを与えてくれるスポーツです。
私はNAUIと共にダイビング事業を通じて、ダイビングの楽しさとダイビングを教えることの素晴らしさを伝えていきたいと思います。

増田 智恵子氏(#31683)