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「自分がダイビングを楽しみたい」という思いから、「どんな人にでもダイビングを楽しんでほしい」という思いへ

シリーズ第二回目は、安藤誠さんです。コース実施は、NAUIプロゴールドスクーバセンターであり、埼玉県唯一のNAUIインストラクタートレーニングセンター「シーメイドダイビングスクール」です。

私がダイブマスターコースに参加した動機は、「ダイビングをもっと楽しみたい」という思いからです。私は６年ほど前にスクーバダイバーコースを修了しましたが、諸々の事情のため数年間のブランクを経て、シーメイドでリフレッシュ講習を受けたのが１年ほど前のことです。

そのときにスタッフのインストラクターから丁寧な説明を受けて、ダイビングの本当の楽しさはただ潜ることだけではなく、その日の天候はもちろん風や潮などを考慮してのポイント選びなど、入念な計画の上に成り立っていることを知りました。「自分もダイビングの本当の楽しさを知りたい」という思いからステップアップコースに進んで行き、そしてついにはダイブマスターコースへの参加を決意しました。

もちろん、コースのトレーニングは楽しいことばかりではありません。自分がアシスタントとして活動するとき、インストラクターとうまくコミュニケーションをとれるようになれず苦労しました。また、ストレスを持ったお客様にどのように対応してよいか分からず、インストラクターから指導を受けることもしばしばでした。しかしトレーニングを続けていく中で、最初は水も怖かったというお客様はもちろんのこと、ハンディキャップを持ったお客様もダイビングを楽しめるようになる姿を何度も目の当たりにし「自分がダイビングを楽しみたい」という思いから「どんな人にでもダイビングを楽しんでほしい」という思いに変わっていきました。

ダイブマスターを取得した後は、コースに参加したお店で講習のアシスタントやファイダイブのガイドをしています。一日の行動計画を立てたりポイントを選んだりすることから始まり、どうしたらお客様に楽しんでもらえるかを考えて、安全管理をしながら魚を紹介して…と大変ではありますが、そういった中にダイビングの奥の深さを感じ、より一層ダイビングを楽しめるようになりました。また、「安心できて楽しいガイドだったよ、ありがとう」と言っていただけたときの喜びは、何にも代えがたいものです。これからもっと経験を積んで、もっと楽しいダイビングを提供できるように頑張っていきます。